物語の舞台が、どんどん広がっていきます。面白い。
シリーズ第3弾「夢の守り人」
- 作者: 上橋菜穂子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/12/21
- メディア: 文庫
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気になった所
「あんたは、自分で思っているより、はるかに強い。それが、わたしにはよくわかる。死ぬ気なら……ほんとうにすべてを捨てる気なら、別の人生を生きられるだろうよ。この夢の中のようにほんわりと幸せじゃあないが、思いがけぬよろこびもある人生をね。この世には、あんたの知らないことが、まだまだたくさんあるんだから!」
上橋菜穂子「夢の守り人」(新潮文庫)
ここだけ読むと何でメモったのかよくわからない。居心地の良い夢の世界から現実に引き戻すときにかけていた言葉。
「すこし落ち着いたら、わしのいったことを、もういちど考えてみてごらん。わしの恩師が、よくいったものさ。すぐに役にたたないものが、無駄なものとは限らんよってね」
上橋菜穂子「夢の守り人」(新潮文庫)
そうですね。
眠りは昼の疲れを癒し、夢は魂を癒してくれる。悪夢さえも、魂の底にひそむ傷をむきだしにし、風に晒して乾かしてくれる……。
上橋菜穂子「夢の守り人」(新潮文庫)
最近、何の夢を見たのか全く覚えていない。そういえば、脳波で夢を記録する研究をしてる人がいたな。
シリーズ第4弾「虚空の旅人」
- 作者: 上橋菜穂子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/07/29
- メディア: 文庫
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守り人じゃなくなった。