MAPO堂

最終決定は存在しない。

それでいいはず。「旅のラゴス」

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子供に毎月本を買っているのですが、帯と表紙の絵を見て思わず買ってしましました。

男性に売れた本第2位

なんで売れたのかなーと気になって買ってしまいました。

本を買った次の週に、新幹線に3時間乗るという出張が入り、 行きは朝早かったので睡眠時間に充て、 リラックスできる帰りに読んでみました。

行きはおしりが痛くなってしばらくデッキに立っていましたが、 帰りは時間が立つのが早く感じたためか、ずっと座っていられました。

ラゴスという人が瞬間移動とか壁抜けとかを時々使いながら旅をする話です。

次の一文が気になり。ページを戻ってわざわざ写真に収めてしまいました。

「人間はただその一生のうち、自分に最も適していて最もやりたいと思うことに可能な限りの時間を充てさえすればそれでいい筈だ。」(筒井康隆、旅のラゴス新潮文庫

この一文。短いけれど、読めば読むほどなるほどと思ってしまう。

やりたいことをやるだけではなく、自分に適していることを要件としていれている。

すべての時間を充てるのではなく、可能なかぎりの時間を充てる。というのも大事な所。やりたくないことや、適さないことにもある程度の時間を充てる必要があることを意味している。本文の中でのラゴスにとっては、旅に出るまでに同じ所にとどまり続ける間は、そういう時間だったのかと思う。

多くの人は自分に最も適したものを見つけるまでに人生を終えるかもしれないし、やりたくないことに時間を取られて人生を終えるのかもしれない。

極論すると、「それでいい筈だ」で、いい。

ここだけ読むと、「それでいいのだ」というフレーズが思い浮かぶ。

やっぱりバカボンのパパは天才なのか。

旅のラゴス (新潮文庫)

旅のラゴス (新潮文庫)

編集長に買った本はこれ

パンダ銭湯

パンダ銭湯

パンダが銭湯で風呂にはいるというお話ですが、なかなか想像力豊かで面白い。

第1回新潮文庫紅白本合戦のメモ

白組(男性)
  1. 伊坂幸太郎ジャイロスコープ
    ジャイロスコープ (新潮文庫)

    ジャイロスコープ (新潮文庫)

  2. 筒井康隆、旅のラゴス
    旅のラゴス (新潮文庫)

    旅のラゴス (新潮文庫)

  3. 朝井リョウ、何者
    何者 (新潮文庫)

    何者 (新潮文庫)

  4. 中村文則、遮光
    遮光 (新潮文庫)

    遮光 (新潮文庫)

  5. 村上春樹世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
    世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 下巻 (新潮文庫 む 5-5)

    世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 下巻 (新潮文庫 む 5-5)

    世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上巻 (新潮文庫 む 5-4)

    世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上巻 (新潮文庫 む 5-4)

赤組(女性)
  1. 渚かなえ、母性
    母性 (新潮文庫)

    母性 (新潮文庫)

  2. 宮部みゆき、ソロモンの偽証
    ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)

    ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)

  3. 有川浩、三匹のおっさんふたたび
    三匹のおっさん ふたたび (新潮文庫)

    三匹のおっさん ふたたび (新潮文庫)

  4. 西加奈子、窓の魚
    窓の魚 (新潮文庫)

    窓の魚 (新潮文庫)

  5. 奥田英朗、噂の女
    噂の女 (新潮文庫)

    噂の女 (新潮文庫)

これまでに読んだことがあったのは、男性5位の村上春樹だけ。 ジャイロスコープは買おうか迷ってやめたのを覚えている。 やっぱりいろいろ読んでみよう。

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