MAPO堂

最終決定は存在しない。

クリムト展に行き、あいちトリエンナーレの謎のプールに圧倒された

グスタフ・クリムト

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愛知県の豊田市美術館グスタフ・クリムト展があったので、最終日に行ってきました。

3連休の最終日とも重なり、駐車場からチケットの購入・入場・鑑賞すべて人でごった返していました。

金を使って首がやけに曲がった絵がクリムトの特徴だと勝手に思っているのですが、そういう絵が沢山展示されてました。

カラフルなものとか暗い絵とかも色々あって、結構面白かったです。

ただやっぱり人が多すぎてまともに見れなかったので、美術館は平日ガラガラなときに行くに限ります。

ウィーン昔話

昔仕事でウィーンにいったときの空き時間に、ベルヴェデーレ宮殿クリムトの「接吻」という超有名な絵を見ました。

天井壁全部真っ黒な部屋に、この絵だけが浮かび上がるように展示されていて、初めての感覚を持ったのを思い出しました。あまりに変な感じだったので、宮殿を出る前に2回目を見に行って、帰りに絵葉書まで買って今も自宅に飾ってあります。日本での展示の仕方と比べても、贅沢な展示方法だったんだなと改めて思います。

流石にこの絵は、今回のクリムト展には来てませんでした。もう一度みたいなぁ。

自分で撮ったベルヴェデーレ宮殿の写真を見つけました。なぜこんな構図にしたのか。

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宮殿について知りたい方は以下を一読ください。一部が美術館になっています。

ja.wikipedia.org

そして、カフェ・ザッハーのザッハトルテ。お土産にホールで1つ買って帰ったのですが、親たちにも分けていたら一切れしか食べれませんでした。まあ、自分は現地のカフェで食べたので良いのですが。

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ウィーンに関する過去の投稿。

これはシューンブルン宮殿だそうです。一番有名な庭だったか、忘れました。

watchtower-of-mapodou.hatenablog.com

あいちトリエンナーレ

美術館の駐車場が大渋滞で、近くの駐車場に誘導されて到着したのが、旧豊田東高等学校の運動場。

そこから美術館に行く途中にプールを通ります。

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遠くから見ても違和感しかない芸術作品がこれです。

写真で見るとそうでもないですが、実物を見てみるとかなりの大きさに圧倒されます。壁の横に人が立っているので、そこから想像していただければよいですが、10mくらいはありそうな巨大な壁です。

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プールの底をくりぬいて壁にしているんですね。後ろ側は鉄骨で支えられているので多少安心ですが、倒れてきたら大変なことになるだろうなという恐怖を感じます。

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編集長と記者2は、旧豊田東高等学校の運動場にあった落書きできる黒板に夢中でした。子連れにもいい感じ。

トリエンナーレの展示物。消しまくる人

まとめ

表現の不自由展を中止したとか再開したとかで話題になっていたあいちトリエンナーレという芸術展示イベント。

プールの作品があるのはニュースで知っていたのですが、こんな形で遭遇するとは思ってもみませんでしたし、写真で見るだけの印象とはかなり違うんだなと思いました。

世の中ではいろいろなものが生み出されては廃れていくのが常なので、 ネット・メディアの炎上商法に悪乗りせず、 実物を見て自分の感覚をもてる様に在りたいと思います。

個人的には、少し得した「芸術の秋」の美術館訪問でした。

今週のお題「秋の空気」