今週のお題「植物大好き」
植物だから庭ブログに書くか、 ブログ増やしたせいで少し迷ったけれど こちらに書くことにする。
庭ブログを始めたことと関連するのか、これがユング心理学のシンクロニシティってやつか。
たまたま最近読んだ本が植物に関するものでした。 どれも面白くて、睡眠時間を削って読んでしまいました。
バイオテクノロジーに関する話題が増えているのかな。
Gene Mapper
「設計植物」という名の遺伝子を人間が一からデザインした植物の話。仮想現実というARの進化版みたいなやつも、今後有り得そうで面白い。
- 作者: 藤井太洋
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/04/24
- メディア: Kindle版
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夢幻花
こちらはありえないと言われる黄色いアサガオをめぐるお話。遺伝子のデザインではなく突然変異ベース。 シンクロニシティという話題も少し出てきます。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2016/04/07
- メディア: 文庫
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園芸家12カ月
これはカレル・チャペックさんのロングセラー。
こちらは上記2冊とは対象的に、植物好きの経験に基づくあるある話。1929年よりも少し前に書かれただろうと解説に書かれているが、1世紀近く前に書かれたとは思えないくらい、読んでいてニヤニヤしてしまう。
「5月の園芸家」という章から少し抜粋すると、こんな調子です。
植物を注文するということは、なんといっても一つの苦労だ。三月には苗木屋の主人は、たいがいまだ注文品を発送できない。三月といえば、ふつうはまだ寒くて、苗ができていないからだ。四月になってもまだ発送できない。というのは、注文があんまりたくさんありすぎるからだ。五月になっても、やっぱりできない。そのころになると、たいがい売り切れてしまっているからだ。(カレル・チャペック、小松太郎 訳、「園芸家12カ月」、5月の園芸家より)
僕も、いろはもみじの苗が欲しかったのだけど、既にどこも売り切れでした。
- 作者: カレルチャペック,Karel Capek,小松太郎
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1996/03/18
- メディア: 文庫
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