MAPO堂

最終決定は存在しない。

ゼノンの逆理と見えないゴール

自己啓発的な研修なんかに行くとずっと成長し続けないといけないみたいな雰囲気を出されて疲れる。

家でゴロゴロしてるのは悪だとか、向上心のない奴は馬鹿だみたいな。

なんでそういうことになるのか、別にいいのではないかと思っていた。

久々にゼノンの逆理(パラドックス)が頭によぎって、

一つの解を得た。

ゴールを無限遠において、中間点(半分という意味ではない)を設定する手法。 ゼノンの逆理における、最終地点が無限遠にあるという意味。

無限遠先のゴールまで行くことは誰もできないので、適当にそれっぽい中間点を好きなところに置いて。。

研修には次の2つがある。 中間点を先に伸ばそうとするタイプと、中間点まで到達する手法を伝授するタイプ。

当然混じった感じのものもあります。

目標を設定しても、到達したと思ったら、 次の目標を考えないといけない 誰かが勝手に色々な次の目標を期待してくれる

ターミネーターの続編とか

ジュラシックワールドの続編とか

長寿と年金の問題とか(個人情報の流出ではなく、長寿が増えて設計時の前提が崩れたんだろうなという面)

ふとこのブログに目を向けた時に思ったのは、サブタイトルの「最終決定は存在しない」というのもそういう類の話だったのかという発見でした。

リンク

ゼノンのパラドックス - Wikipedia