森博嗣の本を久々に読んだ。
出張帰りの書店で文庫本を見つけて、たまたま手に取った。 なんかのシリーズの一つかなと思ったけど、急いでいたのもあってそのまま買ってしまった。 シリーズ物の途中でも読めるのが森博嗣の本の良いところの一つと言える。
フォグ・ハイダ - The Fog Hider (中公文庫)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/03/18
- メディア: 文庫
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2ヶ月くらい積んでおいて、読みだすとなんか宮本武蔵の話から始まって、武士の話。 Unixとか一見理系っぽさが出てこない新鮮さがありましたが、 理屈っぽい禅問答が繰り返される点は共通しているのかもしれない。
霧に匿う者、霧に隠れる者。そんなところか。確かに霧の中での斬り合いのシーンがあった。
最後のやつ
@mattyTw 最後のやつだけまだkindleで出てないのでかなり待ってる
— ディーン・からあげ (@karaage0703) 2016年4月25日
一体今どういう執筆状況なのか、最新状況をWikipediaで確認する。Wikipediaなんてウソばっかりだという人もいるが、最初に調べるときは使ってしまう。信じてはならぬのかもしれないが、よくまとまっていてわかりやすい気がする。少し詳しくなると物足りなくなって使わなくなる。
「最後のやつ」か。これはヴォイド・シェイパシリーズの一つらしいので、その最後か、違う、文庫化された本の最後ということか。そんなことは気にしてはいけない、新しいのが出ると、それは最後ではなくなる。曖昧な言い方しやがって。
私が読んだのは四季シリーズの途中までな気がする。なぜ読まなくなったのか、理由はわからない。
気になった一節
人は、じっと待つことができない。それはまるで、息を止めることにも似て、苦しく感じられるものだ。痺れを切らし、つい動こうとしてしまう。戦いというのは、そうして始まるのかもしれない。(森博嗣、「フォグ・ハイダ」、中公文庫)
まとめ
最近月1くらいしか本屋に行かなくなった。 しかも絵本メイン。 kindle欲しい。