MAPO堂

最終決定は存在しない。

ゼノンの逆理と見えないゴール

自己啓発的な研修なんかに行くとずっと成長し続けないといけないみたいな雰囲気を出されて疲れる。

家でゴロゴロしてるのは悪だとか、向上心のない奴は馬鹿だみたいな。

なんでそういうことになるのか、別にいいのではないかと思っていた。

久々にゼノンの逆理(パラドックス)が頭によぎって、

一つの解を得た。

ゴールを無限遠において、中間点(半分という意味ではない)を設定する手法。 ゼノンの逆理における、最終地点が無限遠にあるという意味。

無限遠先のゴールまで行くことは誰もできないので、適当にそれっぽい中間点を好きなところに置いて。。

研修には次の2つがある。 中間点を先に伸ばそうとするタイプと、中間点まで到達する手法を伝授するタイプ。

当然混じった感じのものもあります。

目標を設定しても、到達したと思ったら、 次の目標を考えないといけない 誰かが勝手に色々な次の目標を期待してくれる

ターミネーターの続編とか

ジュラシックワールドの続編とか

長寿と年金の問題とか(個人情報の流出ではなく、長寿が増えて設計時の前提が崩れたんだろうなという面)

ふとこのブログに目を向けた時に思ったのは、サブタイトルの「最終決定は存在しない」というのもそういう類の話だったのかという発見でした。

リンク

ゼノンのパラドックス - Wikipedia

写真のバックアップ環境を更新

去年の振り返りから心配していたHDDの不調が現実のものとなりました。

症状としては、読み込みはできる(かなり遅い)けど書き込みができない。

用途はほぼ自分が撮った写真のバックアップ。音楽ファイルとか色々あったけど、売られているコンテンツはクラウドサービスでいつでも取れるようになってきたので、デジタルデータを大事にバックアップする必要もなくなってきたのかなと思います。ちなみに私は、Amazon Primeで暇つぶしの動画・音楽には事欠きません。

写真もクラウドに上げるのもありだとは思うのですが、プライベートな写真を上げるのにはまだ抵抗があるんですよね。別に見られても困るような写真はあんまりないはずですけど。

というわけで、バックアップしていた写真が読み込めなくなる前に対処しようとAmazonで以下を購入。翌日届く、早すぎ。

Seagate社はあまり評判良くない印象ですが、もともと使ってたHDDもSeagateので5年以上は使えていたので、変えずに。7500円程度と、一番安かったしね。

買わなかったけど、迷ったもの

迷ったのは以下のNASとWDの赤。これがあれば、RAIDも組めるし面白いかなと思ったのですが、写真をたまにバックアップするだけだし、ということでコスト優先しました。このときのWD Redの4TBは、14000円程度でした。

なんか薄くなってる!?

右が今まで使っていたHDD(2TB)で、左が新しいHDD(4TB)です。 容量増やしたから分厚くなるわけはないのですが、まさか薄くなっているとは思いませんでした。

ちょっと調べてみると、プラッタ(データを記録する円盤)の枚数が少ないからみたいですね。書き込み方式にSMRというのが使われていて、これが評判悪いようです。まあそこまで頻繁に書き込まないからいいと思うけど。

pc.watch.impress.co.jp

ちなみに、HDDケースとしてこれを使ってます。 玄人志向のHDDスタンド KURO-DACHI/CLONE/U3

クローンもできますが、Appleファイルシステム(APFS)使ってみたかったので、データのみをコピーしました。

original-game.com

次の日、HDD認識しなくなった。。(2019年10月28日追記)

コピースクリプト書いて順調にコピー終わったと思っていたら、次の日新しい方のHDDが全く認識しなくなりました。古い方のディスク初期化しなくてよかった〜と思いつつ、認識すらしないのでフォーマットもできず。早速Amazonに返品して、WD Blue(4TBで8500円くらい)に交換してもらいました。やっぱ安いものには訳があるのかな。こちらの厚さは普通。

無事データコピーも終わり、認識も普通にできている。とりあえずこのまま1ヶ月位様子見ようかな。

2018年のふりかえり

mapodou.hatenablog.com

まとめ

というわけで、さんざん先延ばしにしていた2018年の残作業が終わりました。

クリムト展に行き、あいちトリエンナーレの謎のプールに圧倒された

グスタフ・クリムト

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愛知県の豊田市美術館グスタフ・クリムト展があったので、最終日に行ってきました。

3連休の最終日とも重なり、駐車場からチケットの購入・入場・鑑賞すべて人でごった返していました。

金を使って首がやけに曲がった絵がクリムトの特徴だと勝手に思っているのですが、そういう絵が沢山展示されてました。

カラフルなものとか暗い絵とかも色々あって、結構面白かったです。

ただやっぱり人が多すぎてまともに見れなかったので、美術館は平日ガラガラなときに行くに限ります。

ウィーン昔話

昔仕事でウィーンにいったときの空き時間に、ベルヴェデーレ宮殿クリムトの「接吻」という超有名な絵を見ました。

天井壁全部真っ黒な部屋に、この絵だけが浮かび上がるように展示されていて、初めての感覚を持ったのを思い出しました。あまりに変な感じだったので、宮殿を出る前に2回目を見に行って、帰りに絵葉書まで買って今も自宅に飾ってあります。日本での展示の仕方と比べても、贅沢な展示方法だったんだなと改めて思います。

流石にこの絵は、今回のクリムト展には来てませんでした。もう一度みたいなぁ。

自分で撮ったベルヴェデーレ宮殿の写真を見つけました。なぜこんな構図にしたのか。

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宮殿について知りたい方は以下を一読ください。一部が美術館になっています。

ja.wikipedia.org

そして、カフェ・ザッハーのザッハトルテ。お土産にホールで1つ買って帰ったのですが、親たちにも分けていたら一切れしか食べれませんでした。まあ、自分は現地のカフェで食べたので良いのですが。

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ウィーンに関する過去の投稿。

これはシューンブルン宮殿だそうです。一番有名な庭だったか、忘れました。

watchtower-of-mapodou.hatenablog.com

あいちトリエンナーレ

美術館の駐車場が大渋滞で、近くの駐車場に誘導されて到着したのが、旧豊田東高等学校の運動場。

そこから美術館に行く途中にプールを通ります。

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遠くから見ても違和感しかない芸術作品がこれです。

写真で見るとそうでもないですが、実物を見てみるとかなりの大きさに圧倒されます。壁の横に人が立っているので、そこから想像していただければよいですが、10mくらいはありそうな巨大な壁です。

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プールの底をくりぬいて壁にしているんですね。後ろ側は鉄骨で支えられているので多少安心ですが、倒れてきたら大変なことになるだろうなという恐怖を感じます。

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編集長と記者2は、旧豊田東高等学校の運動場にあった落書きできる黒板に夢中でした。子連れにもいい感じ。

トリエンナーレの展示物。消しまくる人

まとめ

表現の不自由展を中止したとか再開したとかで話題になっていたあいちトリエンナーレという芸術展示イベント。

プールの作品があるのはニュースで知っていたのですが、こんな形で遭遇するとは思ってもみませんでしたし、写真で見るだけの印象とはかなり違うんだなと思いました。

世の中ではいろいろなものが生み出されては廃れていくのが常なので、 ネット・メディアの炎上商法に悪乗りせず、 実物を見て自分の感覚をもてる様に在りたいと思います。

個人的には、少し得した「芸術の秋」の美術館訪問でした。

今週のお題「秋の空気」