年末年始に読んでいた本の感想。
最近読んだ本について、ブログにOUTPUTしてなかったなと思うので、書いていくことにする。
逆ソクラテス
ソクラテスの何が逆なのか、そんなタイトルに惹かれて読んだ本。 いくつかの短編小説がまとまった本だった。
最初の話が「逆ソクラテス」
途中でちゃんと説明されていて、わかりやすかった。 先入観をうまく利用してその逆をつくように書かれているなと感心しながら読んでいた。
礼儀正しく接して、自分の評判を損ねないこと。自分の意見を認めること「僕は、そうは思わない。」そう言える、思うこと。 まあ確かに大事ですね。
子供にも読んでもらいたい、そんないい本でした。
伊坂幸太郎といえば、「重力ピエロ」がすぐ頭に浮かぶんだけど、内容は覚えていない。
バカと無知
橘玲の本。発言には気をつけたいと思います。
養老孟司のバカの壁を思い出した。
何とかならない時代の幸福論
無意味な校則というのが軸にあるように思えた。
「もぐもぐタイム」という、残飯を減らす効果を期待して、給食の時間に一言もしゃべらないでご飯を食べる指導に、コミュニケーションの上達の機会を奪っているというような批判が書かれていた。
「もぐもぐタイム」はうちの子供達もそんな事を言っていたので、やってる?と聞いてみたら、やっているそう。
ただ、それは給食の時間の残り5分だけのようです。そこまでのおしゃべりをやめて、給食食べきりましょうねというそういう話のようでした。まあ我が家の子供が通う小学校の話ですけどね。
あとは、個人と組織の対立構造は、よく聞いていたのですが、本書では「個人」「世間」「社会」という構造に着目しているようでした。
「世間」は、自分とその利害関係者、会社とか地域とか。
「社会」は、「世間」に属さない人。
そんな分け方のようですね。
一番良かったのはこれかもしれない。
プレイディ:相談に答える時に、最も気をつけていることは何ですか?
鴻上:実行可能なことーーー具体的で実行可能なことを、最後に手渡してあげたいと思いっています。「気の持ちよう」とか「がんばれ」という言葉ではなく。
シンパシーとエンパシーという言葉が出てきました。
エンパシーは、自分を相手の立場に置き換えて想像すること。
今回読んだ本に共通するテーマなのかなと、感じた。
まとめ
かんばれ、って言わないようにしようと思っても、言っちゃうんですよね。
それは、相手のことをちゃんと考えていないとか、理解できていない、というシグナルなのかもしれない、そう思うようにしたい。