MAPO堂

最終決定は存在しない。

FACTFULNESS、「悪い」けど「良くなっている」?

読書記録。

いろいろなところで話題になって気になっていた本を、ようやく読めました。

読み始めたら面白すぎて一気に読破。

FACTFULLNESS(ファクトフルネス)、ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド

世の中は衝撃的でキャッチーで恐怖を煽るニュースが溢れているように見えるが、実は緩やかに良くなっている状況もあり、それはメディアでは伝えられにくいというお話。

「悪い」と「良くなっている」は両立する

「悪い」は現在の状況であり、「良くなっている」は過去から現在にかけての変化の状況を説明する表現。

当たり前なんですが、どうしても本能的に現在の状況を悲観的に捉え、すぐに対策しないといけないと思ってしまう性質があるようです。

心当たりがありますね。現在発生した問題を、すぐになんとかしようともがいてしまうことが有りました。いまもそうかもしれない。

事実の数字に基づいて、自分の知識のアップデートが必要であると痛感させてくれる本でした。

薄々わかってはいたのですが、わかりやすく具体的に教えてくれる親切な本であると思います。

3名の著者の共著です、あとがきを読むと3名を連名で記載せずにはいられないような感動がありました。

YouTubeのTED動画も紹介しておきます

リンク貼っておいてなんですが、本を読んだほうが良いですね。分厚いけど、データを事細かに読む必要はないので、サクッと読めると思います。

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