MAPO堂

最終決定は存在しない。

マーク・トゥエイン「ハックルベリー・フィンの冒険」を読む。良い本でした

読みました。

ハックルベリー・フィンの冒険

「人間とは何か」を踏まえて

基本的には、黒人が奴隷として扱われることが普通の感覚の時代に、 ニガーであるジムを逃し、自由の身にする冒険物語というようなストーリーでした。

奴隷(ニガーと呼ばれる。現在は差別用語なので言ってはいけません)を逃がすことは、 かなりの重罪であるとされていたようで、 ハックは何度も迷います。

随所にその迷いが出てきます。

子供であるハックは、当然常識とされていることが正しいのだから、自分はそれに反した行動を取ろうとしていると頭では理解しています。

でも迷った結果、選択した行動は一貫して、以下の衝動に突き動かされているんだなと、読み取ることができました。

「人間のもつただ一つの衝動ーー自分自身の賛成を得ること」

こんな言葉も思い出しました。

「良心に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬である」

どこで聞いたんだか。ちょっと調べると、「神様のカルテ2」に出てくるみたい。そんな本読んだかな。

元は、セオドア・C・ソレンセン(ケネディ政権の大統領特別顧問)の言葉みたいですね。アメリカ人というか人間の根底に流れる精神のひとつなのかもしれません。

まとめ

私も、自分自身の良心に照らし、自分自身の賛成に従って生きていきたいと思います。

ちょっと気になるのは、アメリカ文学の金字塔だとか言いながら、黒人に対する暴力ニュースが後をたたないのはなんでなんでしょうね。

読んでいない人のほうが実は多いのかもしれません。

「人間とは何か」と合わせて、おすすめできる本です。

漫画版もあります。

家族でハワイアンパンケーキを食べて、ジュラシック・ワールドを観てきました

久々に家族で映画を見てきました。

何年ぶりでしょうか。

アンパンマンぶりでしょうか。

少し過去のブログ記事を検索してみました。

こんな感じでした。

前に映画館行ったときの記事。1人でボヘミアン・ラプソディ、2019年、3年前でした

mapodou.hatenablog.com

前に子供とアンパンマン映画見たときのブログ記事。2015年、7年前でした

子供と映画を見たのはこの時ぶりですね。

この後も子どもたちは映画館に何度か行っているはずですが、私は一緒に行っていません。

まあ、観ても面白くないし、金もかかるのでね。

妻に任せて映画館の外でひまつぶしているか、家で待っているかのどっちかでしたね。

mapodou.hatenablog.com

今回見た映画は

こちらでございます。ジュラシック・ワールド〜新たなる支配者〜。

www.jurassicworld.jp

ジュラシック・パーク以来観ていないので、4作目くらいかなーと思っていたら、6作目だそうです。へー。

映画前の食事

夏っぽく、コナズ珈琲でハワイアンパンケーキを食べてきました。

コーヒーは欠かせません。

食べたかったパンケーキ。1枚は下の子に分ける。

上の子のパンケーキ、フルーツとソフトクリームのトッピング。

真ん中の子のパンケーキ、チョコソースとホイップクリームのトッピング。

ホイップクリームは流石に一人では食べきれなかったようで、残りをいただきました。そこまで甘すぎず軽い感じで美味しかったです。

ハンバーガーは半分に切ってもらってシェア。

家族で映画は、また7年後くらいでいいかな。

映画と食事で2万円位かかりました。たっかー。

ジュラシック・ワールド自体は、いろいろな恐竜が出てきて、面白かったですね。

上の子が、恐竜知識を披露してくれました。よく知っててすごい。

真ん中の子には、ちょっと長すぎて退屈だったかも。トイレも事前にちゃんと行けて、最後まで観ていてよく頑張りました。お気に入りのモササウルスも出てきてよかったね。

下の子は、半分くらい寝てたみたいです。あの爆音の中で寝れるのは大したものです。泣かなくてすごい。

バッタというか、イナゴの遺伝子操作とか、それによる画一化された農業への警鐘とか、いろいろまあ良さげなメッセージも垣間見えてよかったと思います。

鑑賞中、サピエンス全史も意識に出てきました。多少影響受けているかもしれないですね。

mapodou.hatenablog.com

あとは、イナゴというかバッタを見てこの本を思い出しました。流石にこの本よりも映画に出てくるバッタの方がでかいだろうね。

まあ、いい思い出になればいいなと思います。

量子コンピュータの本質を理解したいときに読む本

量子コンピュータについてあんまりわかってなかったので、こんな本を読んでみました。

量子コンピューターの原理の理解

量子の波と粒子の性質で特に、波の方ですよねこれを使って重ね合わせの状態を利用している。

普通のコンピュータ(トランジスタ)で、0,1を表すやつの論理演算の要素であるNOT, AND, XORに対応する、 量子コンピュータの論理演算の要素が、量子版NOT, 位相シフト, 量子干渉, 量子版XOR, 量子版ANDになるということ。

このあたりがわかりやすく解説されていました。

位相シフトと量子干渉が、特に実現に対して難しそうな印象を受けました。

著者は光子を用いた量子コンピュータの研究開発されているということで、他の方式にくらべて室温・大気中で使えるメリットがある点が普及に有利だろうなぁという感想を持ちました。

量子コンピュータがオンラインで使えるみたい

特に解きたい問題があるというわけではないので、試しに以下を読んでみました。

www.ibm.com

qiskit.org

ops.jig-saw.com